ダスタードというダンジョンがあります。
「卑怯」という意味なんだそうですが、このダンジョンには、第一階層から最強レベルのモンスターがうようよしています。その意味で卑怯なのか?
つまり、ドラゴンの住処なんです。
今でこそ、ノーマルのドラゴンは雑魚扱いなのですけど、当時はタイマンでドラゴンを倒せれば戦士として一流といわれるくらい強い存在だったのです。
で、そのドラゴン様がいらっしゃるダスタードにはじめて連れて行ってもらったときの話。
正確には初めてじゃないんですけどね。入隊した時にダンジョンはひととおりまわっていますけど、あの時は戦闘しないで見学しただけですので。
この度は私を含めて3人でダスタードに殴りこみです。
先輩二人がダスタ1階を駆け巡るものですから、私はそれについていくので精一杯。
それでなぜか、ドラゴン様のタゲを集めてしまいます。
ほかの人と戦っているはずなのに私が通りかかると「ム、オマエムカツク」とばかりにフレイムストライクだのエナジーボルトだの、最大級の魔法を投げてくれます。
そうして、何もする間もなく死亡・・・・・・。
なぜ? なぜ私はこんなにドラゴンに嫌われているの? ひょっとして差別?(号泣
蘇生してもらってもまた同じパターンを繰り返してしまいます。
そこで先輩方からアドバイスをいただきました。
ドラゴンと悪魔には特別なAIが備わっていると。
彼らを中心に一定の範囲に踏み込めば、その新参者に彼らはタゲを移してくると。
なるほど・・・・・・差別じゃなかったのですね。
やはり、モンスターの特性について知ることが大切だということを身をもって知りました。
「彼を知り己を知れば・・・」孫子の基本ですね。
もう一つアドバイスいただきました。
「タゲ切りしてる?」
してません。ごめんなさい。
このときアドバイスされるまで、タゲ切りというのを知りませんでした。
その場でインビジスクロールをもらって、マクロに登録・・・。
ドラゴンの性質も知らず、タゲ切りも知らない私が駆けずり回ったお陰で、ダスタ1階はけっこうなお祭り騒ぎになってしまったことでしょう。
